うつくしまことばのミュージアム2005 楽しい詩作講座

開催趣旨
東北の入り口であるふくしまは、中央から東北から、いろいろな「ことば」が集まるところです。豊かな自然や史実に囲まれた空間であり、またこの地が東京や仙台の都市から都市への言わば中継点でもあることから、私達は太古の歴史から未来まで、たくさんの時間の「ことば」を見晴かすことができる場所に暮らしていると言えます。
そんなふくしまという地で、誰もがもつ「ことば」という表現手段にさらなる命と創造性をふきこむワークショップやイベント活動を通し、「ことば」や文字を軸として表現することの楽しさを学ぶとともにそこで生まれるコミュニケーションつまり人が集い、語り、伝え合い、交わるという、まちづくりの基本形を築くことを目的としました。


楽しい詩作講座
教科書やCMなどで大人にも子どもにも馴染みの深い谷川俊太郎氏の詩に、創造力をはたらかせて詩人の和合亮一氏の指導のもと、自由に続きを創ってみるワークショップです。
完成した詩は、「52のソネット」として小冊子にし、2006年2月4日開催の、真冬のソネット前夜祭「みんな参加のことばのミュージアム」(ゲスト:谷川賢作・和合亮一)で朗読しました。


【内 容】 うつくしまことばのミュージアム2005 楽しい詩作講座
【会 場】 コラッセふくしま・岩瀬書店2F
【日 時】 2005年11月26(土)・12月4(日)
2006年1月28(土)・1月28(土)  計4回
【講 師】 和合亮一(詩人・福島市在中)
【主 催】 NPO法人うつくしまブランチ
【後 援】
福島市教育委員会 福島民報社 福島民友新聞社 朝日新聞福島総局 毎日新聞福島支局 読売新聞社福島支局 産経新聞福島支局 河北新報社 NHK福島放送局 福島テレビ 福島中央テレビ 福島放送 テレビユー福島 ラジオ福島 ふくしまFM FMポコ 福島リビング新聞社 シティ情報ふくしま 朝日ファンズ

 

参加者◆子ども14名、高校生6名、大人32名
~初回の様子~
子どもの部では谷川さんの詩にこだわらず、詩の勉強を行いました。
初日に持って来てもらったのは自分の宝物と色えんぴつ。ぬいぐるみや勾玉、ランドセルなど様々な物がお目見えしました。持参した宝物をその場の全員に披露。発表する姿は皆イキイキしていました。
最後は虹についての詩を書きました。
大人の部では、手始めに五分間無意識に浮かんだ言葉を紙に書きました。簡単な単語だったり詩だったりと様々な言葉がでました。和合先生曰く、毎日この作業をしていると新しい自分に出会えるそうです。
その後、持って来た自分の好きな本と辞書を片手に『好きな言葉』を39個選びました。その言葉をつなげて一つのソネット(詩)を創るのですが、時間がなく、次回までの宿題となりました。
タイトルとURLをコピーしました